この指輪の名前は『ロザスオンブレ』
「教会に差し込む光がつくるバラ窓の影が映し出す文様」
若デザイナーのイメージはサンリスの教会の中を全面透かしで表現、、
もちろんつなぎの部分はなく、、
がしかし売り手としてはやっかいな指輪で 私が企業デザイナーとしていた頃には
こういうのはサイズ直しが出来ないからあかん!と言われたものです
でもジィオデシックはその指輪が最も美しい形を目指すという基本サイズ直しがありませんので
サイズ展開の為にこのロザスオンブレは三つのサイズの為に全て同じように一から地道に原型を作り、、
がしかし、彼の表現したい線でつくるには、細すぎて、
鋳造という銀の素材に移して行く作業が上手くいかず、原型の作り直しも繰り返し、、
天才的な手先を持つ若デザイナーもさすがに最後はぐったりするほどの仕事量だったようで
とくに仕事ではS気味の私は、”なかなかイイね、、”なんて思っちゃったり。。
かくして出来上がったこのロザスオンブレは
もう、とっても良いです!
ぜひ紅葉の秋、、外で出たついでに、中目黒に遊びにいらしてくださいね!