時代に逆行するように、めちゃめちゃ手間のかかるビジューを作ってみよう
そう思って、『BOURBAQUI*ブルバキ』を立ち上げた時
『Geodesique*ジィオデシック』は東京のジィオのアトリエで作り
ブルバキは、パリの由緒あるメゾンのビジューを作っているキャビネで製作もらおうという計画を立てて
ある人を紹介して頂き、単身乗り込んで行きました
彼らがシルバーの素材を使うことなんてないのに、
手にとって、しげしげと、、そして、、「おもしろい!」
そして、彼らの製作途中のとてつもない豪華なビジューを見せていただきました
その時はどこの依頼のものかは教えて頂けなかったのですが
のち、それが、ディオールのものだったことを知りました。。
今回、プロデューサーの中山ケイ子さんからこの依頼を受け、台本を読ませて頂いて
”ランベールはきっとディオール、、、”
そして私なりに想像を膨らませたストーリー、、
式子が成功のシンボルとしてメゾンにデザインを依頼してキャビネで製作された
時間とお金をたっぷりかけた勲章的なビジュー、、
実際は私がデザインして、二代目中井朋樹がモデリングとメイキングした勲章ビジューです、、
、、
あぁ〜、とっても面白かったドラマ『女の勲章』、、
社会派の山﨑豊子先生がめっちゃファッションピープルだったってことを知り、驚きと感動、、
私の師匠の平山景子さんは「ファッションは軽薄なもの」と言いつつ、ご本人、ぜんぜん軽くないところが大好きです
軽さと重さ、、どっちもあって、人間、深みが出て来るものなんだろうな〜、、
しみじみ思う今日この頃の私です